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2025/08/12 セキュリティ対策 お役立ち情報 「UTMなんていらない?」と思っている経営者にこそ読んでほしい話

1. はじめに

  • 「ウチは小さい会社だから狙われないよ」

  • 「セキュリティはパソコンのウイルスソフトで十分」

  • そんなふうに考えていませんか?
    実は、サイバー攻撃の被害は大企業よりも中小企業で多発しています。
    理由は「守りが手薄」だからです。

2. UTMとは?ざっくり説明

・ UTM(統合脅威管理)は、ネットワークの入口に門番を置くようなもの。

・ ファイアウォール・ウイルス対策・不正アクセス防止・迷惑メール対策などを一台でまとめて守ってくれる。

・ 社員全員のパソコンを一斉に守れるので、PCごとの設定漏れがなくなる。

 

3. 導入していない会社で起こっている現実

  • ウイルス感染の経路の8割はメールやWebアクセス

  • 社員1人のクリックミスで、会社全体のデータが暗号化(ランサムウェア)

  • ・ 個人情報や顧客データの流出 → 信頼失墜 & 損害賠償

  • ・ 社内システムの停止 → 数日間の業務停止で数百万円の損失

  • ・ 実際、中小企業の6割は被害後1年以内に廃業という統計も

 

 4. UTMがある会社とない会社の違い

 

項目 UTMあり UTMなし
外部からの不正アクセス 自動で検知・遮断 侵入されても気付かない
メール経由のウイルス 社員PCに届く前にブロック 社員の判断に依存
ネット利用制限 不適切なサイトを遮断 誰でもどこでもアクセス可能
トラブル発生時 管理画面で原因特定しやすい 原因調査に時間・費用がかかる
セキュリティ担当者 UTMが代行 社長や情シスが手作業

 

 5. 「UTMはコスト」ではなく「経営リスク回避の保険」

✔ 月1万円〜程度で導入できる

✔ 一度の被害で数百万〜数千万円の損害になることも

✔ 保険と同じで「使わなければラッキー、使えば助かる」存在

 

6. まとめ

・ UTMは大企業だけのものではない

・ むしろ、社内に専門のセキュリティ担当がいない中小企業こそ必須

・ 「必要ない」ではなく、「なぜまだ入れてないのか」を考える時代

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